第16回公演 Amaranth
脚本・演出:平田恵子
公演日:2013 11 17(日)
シンフォニア岩国多目的ホール
Amaranth―メデイアより―
本能に生きる女、定めに生きる女
貴女は運命に従えますか・・・・・
この世に一つだけの花、
貴女の代わりは誰も以内のです・・・
ST0RY
-HAUNTED 2-
隠された真実の扉が今、開き始める―
あれから七年、ハリケーンで流されてしまった墓地の後に一軒の家が建った・・・・・。逝く苦しみ、残される苦しみ、ただ願うのは愛する人の幸せ・・・・・、女医、スーザン・ボーンズ38歳は、看護士で優しい夫マーカス37歳、反抗期の娘エミリー12歳と平凡で幸せな暮らしを送っていた。スーザンの父は、30年前亡くなった写真家フランク・オースティン。スーザンが3歳の時両親は離婚、母に引き取られ育てられた。気丈な母は、父親とは一度も会わせず、看護士の仕事をしながらスーザンを医者にまでした。いつも心の何処かで父を求めていたスーザン、両親の離婚の理由は知らないまま、父の優しい面影を抱き生きてきた。何時か父に会える日を夢見て・・・時が流れ、やっと見つけた父は、墓の中だった。そしてその墓もハリケーンで流されていた。優し夫マーカスは、墓の近くに小さな土地を見つけ、そこに小さな家を建てた。それから数カ月後、スーザンとエミリーは、事故に遭ってしまう。娘のエミリーは、自分との口論の後に母が事故に遭った事で、自分を責める毎日だった。ある日眠っているエミリーの耳元で「持っているんだろ・・・」何かを求める声が、聞こえた。此処は、かつてハリケーンで流された墓地の一画である・・・彷徨うゴースト達・・・居場所を追われたゴースト達は、エミリーの家に彷徨う事となる。ゴースト達の中には、あの「風と共に去りぬ」の著者マーガレット・ミッチェルも居た。彼女は、タクシーに撥ねられ死亡、書き残した心残りの小説・・・、ポカホンタスは、故郷ヴァージニアに帰る途中、肺炎になり無念の死をとげる・・・そして、そこには、7年前に天に召されたはずのナジャがいた。何故彼女は、舞い戻ったのか!此処には、世代を超えたゴースト達・・・・。何故、彼らは彷徨い続けるのか!エミリーは、ゴースト達にあの世からママを探して欲しいと頼む。そして願いを叶える6つのクリスタルを廻り、彼らの思いや欲望が渦巻く・・・・・。エミリーの願いは、叶うのか!希望のクリスタルを待ち続けるゴースト達、そんな彼らがおりなす笑いと感動の物語。ある日、流されてしまった父ウィリアムの墓にヘンリーが息子を連れやって来る。息子の手には、小さな紙飛行機が・・・・、そうして真実の扉は開かれた・・・・・・
CAST
スーザン・ボーンズ/半田登喜子
マーカス・ボーンズ/小柳正
エミリー・ボーンズ/味村唯
ポカホンタス/奥本直子
ナジャ/河村ゆかり
エレン・ハミルトン/味村奈津子
マーガレット・ミッチェル/木屋はづき
ピート/平田恵子
テス・ウィズリー/山下雅子
ヘンリー/織田村和志
ジェニー/平田梨央
メリング夫人/白銀法子
STAFF
企画・演出・構成/平田恵子
音楽/平田保
振付/Hazuki&EKEKO
歌唱指導/高田恵子
音響照明/アーティス
音響/長門利英
照明・映像/大益彩子
舞台/伊川悟
メイク/Seul山本昇司
ヘアー/りんごの木美容室
衣装/藤谷春美
ポスター・パンフレット/山本俊介
2012 Climax 「Haunted 2」ソング&ダンス
振付/HAZUKI (使用曲/Immigrant Songより)
振付/HAZUKI (使用曲/Fleurs du Mal - Sarah Brightman. Symphonyより)
訳詞/平田恵子 作曲/Alan Menken「Tangled」より 振付/KEIKO
訳詞/平田恵子 作曲/Burlesque バーレスクより 振付/KEIKO
訳詞/平田恵子 作曲/アバ「MAMMA MIA」より 振付/KEIKO
STAGE GUIDE /公演情報
・1996
Sister Act
・1997 GHOST
・1998 Sister Act 2
・1999 Christy
・2000 True Happiness
・2001 One
・2002 SHINO
・2003 HELP
・2004 LIVE
・2005 HAUNTED
・2006 YUKI
・2007 SPIRIT
・2009 優しさの色
・2010 Mea Culpa
・2012 HAUNTED 2
・2013 Amaranth
・2015 Sister Act
・2016 Sister Act 2
・2018 Haunted 3
・2019 Mamma Mia
・2021 Sister Act
・2023 Haunted 4
climax iwakuni